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機械換気(キカイカンキ)

菊しぼり(キクシボリ)
危険物(キケンブツ)
基礎(キソ)
木槌(キヅチ)
亀甲葺き(キッコウブキ)
輝度(キド)
擬宝珠(ギボシ)
切妻屋根(キリヅマヤネ)
CALS(キャルズ)

吸音率(キュウオンリツ)

吸音力(キュウオンリョク)
給水管(キュウスイカン)
給排水設備(キュウハイスイセツビ)
QBS(キュービーエス)
曲板機(キョクバンキ)
曲率半径(キョクリツハンケイ)
居室(キョシツ)
許容応力度(キョヨウオウリョクド)
魚鱗葺(ギョリンブキ)
キリ
霧除(キリヨケ)
木割(キワリ)

緊結ボルト(キンケボルト)

金属瓦(キンゾクガワラ)
キンネンンブロック
 
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機械換気(キカイカンキ)

室内空気を入れ替えるために。プロペラファンなどの機械動力によって行なわれる換気を機械換気という。屋根上に設けられるルーフファンも電動式のものが多い。

 

菊しぼり(キクシボリ)

金属板、特に溶融亜鉛めっき鋼板で半丸の軒樋を作った場合、その端からの雨水の流出を止めるために行なわれる一種の面戸をいう。作業は菊しぼり専用の鋏(ハサミ)で行なわれる。

 

危険物(キケンブツ)

火薬、ガソリン、セルロイド、ガス、カーバイトなど、爆発などの危険のある物品をいう。これらを一定量以上貯蔵したり、処理したりする建物は耐火構造としなければならず、さらに住居地域,商業地域、準工業地域では禁止されている。加えて上記の行為については消防法による許可も併せて必要である。

 

基礎(キソ)

建物を土の上に支える最も下の構造である。どのような建物でも、土を根伐「ネギリ」したのち、基礎を作りその上に柱や壁が載せられる。基礎が悪いと建物は自重のために地中にめりこんだり、傾いたりする。基礎は通常コンクリートまたは鉄筋コンクリートで作られる。基礎は、建物の大きさや構造種類によって。色々な形と構造がある。
独立基礎・・・ 柱の下だけに設けられる基礎。柱に加わる重量を土に分布させるため、底面が広がっている。ラーメン式鉄筋コンクリート造によく用いられる。
布基礎・・・・・ ブロック造や壁式鉄筋コンクリート造などに使う。壁下に沿って作る基礎である。
べた基磋・・・・ 特に土が柔らかくて建物が土中にめり込むおそれのある場合に用いる。建物全体の下にコンクリートの板を作って建物を支える基礎である。
 

木槌(キヅチ)

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板を折り曲げたり、馳締めを行なうとき、板を叩く工具。金槌に較べ叩くいたとき、板を傷付ける度合が少ないので、板金作業では利用価値が高い。木槌は金槌同様に多くの種類があり、それぞれ作業目的によって使い分けられる。木槌はおよそ以下の種類がある。唐紙槌、両丸槌、窪め槌、四楽槌や田楽などである。

 

亀甲葺き(キッコウブキ)

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一文字葺の応用工法といえる葺き形式。葺き上がった外観、平面的であるが亀の甲状の六角形のパターンにな

 

輝度(キド)

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光源の明るさ。光源面のもつある方向の光度の、その方向に対する正射影面積密度をいう。単位はニット、スチブル、アボスチブルがある。

 

擬宝珠(ギボシ)

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東洋諸国等で、建物の宝飾物や魔除けとして広く用いられている。

東京都板金工業組合技術研究部 作

 

切妻屋根(キリヅマヤネ)

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二つの屋根面の中央を高くして棟とし、雨水が棟の左右に流れるよう構成した屋根の形式。切妻屋根は、屋根の原型ともいわれている。

 

CALS(キャルズ) ▲ページトップ
各種情報を電子化し、意思決定の迅速化、業務の効率化、高度化などを図るシステム。
 

吸音率(キュウオンリツ)

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材料に音波が投射された場合、投射音の一部はその表面で反射されるが、残りの一部は材料を透過し、材料中を伝達しまた消失する。このときの反射音を除いた残りの材料中に吸収された音投射音に対する割合を吸音率という。

 

吸音力(キュウオンリョク)

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音を吸収する力。吸音率にその材料の表面積を乗じた値で表わす。

 

給水管(キュウスイカン)

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給水用の管のこと。

 

給排水設備(キュウハイスイセツビ)

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給水、給湯、排水、便所の汚水処理などの設備。

 

QBS(キュービーエス) ▲ページトップ
資格や経験、面接などによって設計者を選定しようとする方式。
 

曲板機(キョクバンキ)

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屋根、壁の部材や役物の折曲加工をするための機械。一種のプレスによる折曲機であるが、板金の世界では、上の呼び方がある。折り曲げる刃の長さは1m程度が多いが、長くても2mまでで、人力を動力としている。したがって曲げ得る最大板厚はせいぜい0.6mmまでである。

 

曲率半径(キョクリツハンケイ)

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長尺板による屋根材を通常の方法で成型した場合、シリンダー状(一般的にはアーチ屋根といわれる)屋根の曲面に馴染む限界の半径をいう。曲率半径は、屋根構法によって異なり、概してその山高が小さいと半経も小さくなる。下記の表に、各屋根横法の曲率半径の目安を示す。

屋根工法

山高 (o)

曲率半径 (m)

折板葺

100以下

125

100〜150

150

150〜175

200

175以上

250

木あり瓦棒葺

35

30

木なし瓦棒葺

30

25

立平蟻掛葺

18

18

波板葺

18

20

 

居室(キョシツ)

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居住、執務、作業、集会、娯楽などのために継続的に使用する室をいう。居室には居間、台所、応接室、書斎、店舗の売場、工場の作業室、当直室、会議室、待合室、観客席などが入る。居室に該当しないものは、玄関、廊下、便所、手洗所、浴室、物置、納戸などがある。なお公衆浴場の脱衣室、浴室は居室である。

 

許容応力度(キョヨウオウリョクド)

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構造物の各部材は荷重が加わったとき、破壊しないように設計しなければならないが、破壊ぎりぎりの限度まで応力度が生じていることは不安なので、通常は安全を見込み、限度より少なめの応力度を定め、これを許容応力度とし、大きな荷重が加わったときも、応力度はそれを上回らないように設計する。従って、許容応力度は、引張り、圧縮、せん断、曲げなどにそれぞれ定められている。また、短期間に加わる荷重に対しては、材料は一般的に強いので、長期許容応力度と短期許容応力度とに分け・短期の方を緩やかにしている。
ちなみに鋼板製の折板部材の許容曲げ応力度は、JIS A 6514の改正前では1400kg/cm2となっている。

 

魚鱗葺(ギョリンブキ)

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我国古来からある文様の一つを応用した屋根。壁の張り方。屋根よりもむしろ戸袋やカウンターの腰壁に張られるケースが多い。

 

キリ

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あらゆる素材に穴をあける工具の先に取付ける部材。

 

霧除(キリヨケ)

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正確には霧除庇(キリヨケヒサシ)。出入口または窓などの上方に取付ける庇屋根をいう。庇との間に厳密な区別はない。また窓などの上方にある、ごく簡略なものを眉庇(マビサシ)という。

 

木割(キワリ)

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柱の寸法を基準として、鴨居「カモイ」や長押「ナゲシ」などの造作材「ゾウサクサイ」の寸法を定めることをいう。日本古来の大工の基準である。例えば、鴨居の幅は柱の8・5〜9分取り、長押のせいは柱の6〜7分取という風である。

 

緊結ボルト(キンケツボルト)

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重ね形折板の折板どうしを接合するためのボルト。また広義に緊結ボルトのセットを総称して緊結ボルトということがある。ボルトは六角ボルトの径M8程度で、ナット。防水座金。防水パッキン及び平丸座金と組み合わせて用いる。緊結ボルトは、固定ボルト間を間隔600mm程度に等間隔に取り付けられる。この作業は、屋根の下側に作業員が必要であるため施工性に劣る。これを改めたものに、屋根上面からの作業で行なわれるワンサイドボルトがある。

 

金属瓦(キンゾクガワラ)

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金属板を、瓦や天然スレート葺きの外観に似せ、プレスやロール成型で造られた屋根材をいう。形状によって種類を分けると、和瓦風のもの。洋瓦風のもの、天然スレート風のもの。一文字葺風のもの。瓦棒葺風のものなどがある。対象となる建物は、住宅を中心に、比較約小規模なものである。屋根の勾配は0.3程度が中心である。

 

キンネンブロック

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ロープで物を引くときに、引っ張る方向を変える滑車で、軸のまわりを回転する車をブロックといい、鉄製で枠の一部が開いてロープの取り外しが自由に出来るものをキンネンブロックという。