2004/08/20
 自由の女神 (リバティー)
 
   

 マンハッタン:バッテリーパークからフェリーで20分あまりの距離である。
早朝一番のフェリーは混雑を避けるためにお勧めである。2001年9・11米同時多発テロ事件以来閉鎖されていた「自由の女神」の内部観光が再開された。

  マンハッタン沖にあるリバティーは、ニューヨーク観光の一つの名所です。
世界各国からたくさんの観光客が訪れます。

  航空機のない時代に、外国からの船はこの自由の女神を目指して隣にあるELLIS ISLANDにて入国管理をうけてアメリカに上陸した。今はこのようにワールド・トレードセンターのツインタワーを見ることができない。

  リバティーのクラウンから見渡す、高層ビルが立ち並ぶマンハッタンを眺めるのが最高でした。海(運河)に浮かぶ摩天楼を精銅製の内部を螺旋階段をグルグル廻りながら急な階段を上がって、わずかのスペースしかない小さな覗き窓から覗く。女神になった気分で見渡す景色「ああ!ここがアメリカか」と感じさせてくれます。

  現在、一般客が上がれるのは高さ約47メートルの台座最上部のデッキまでです。
しかし荷物検査に時間がかかるために予約が必要であり、警備上の都合で像本体への立ち入りは今後も禁止されている。二つそびえたっていたワールドトレードビルが消えた今はポッカリと空間ができてしまった事でしょう。
早く平和で安全な時がおとずれて欲しいものです。

ニューヨーク旅行記は見手我留記を御覧下さい。

 
  2004/08/12
 お待たせ致しました
 
   

 おかげ様ででたくさんの建築家の方々にご採用頂き164ページに及ぶ新しい製品総合カタログが8月20日に出来上がる予定ですのでカタログをご要望の方は 「お問合せ」ページの送信フォームよりご請求下さい。

 
  2004/08/09
 こまめな人
 
   
 トイレに掛け込んだ。今の時期はただ何もしなくても汗がジワッと吹き出てくる。
そのような状況の中で大きな仕事をしなければならない。
下腹に力を入れる。サービスエリアのトイレである。空調設備はない。屋根・壁の輻射熱、そして外気の熱がそのまま狭い孤独の部屋を充満させている。環境上では最悪である。

  力を入れるたびに汗が吹き出てくる。そのような中で早めに事を終えて脱出したいのが心情である。
ふと、内壁のタイルの目時をみるとなんだか小さい文字にて色々書いてある。
何処から書きはじめているのか分からないが、目で追って見ると全てが質問形式である。
なぜ空が青いのか? なぜ風が吹くのか? なぜ雨が降るのか?など理科学的なものから なぜ金を払って道路を通行しなければならないのか?といった道路公団を批判するような質問 など全てなぜ?なぜ?形式で細いタイルの目地(約3o巾以下)にこまめに書いてある。
  哲学的な質問、なぜ生きているのか? なぜ食事をするのか? なぜ人を愛するのか?
なぜ悩むのか? なぜ子育てをするのか? なぜ糞をするのか? 糞を貯め込む事ができないのか? 屁がクサイのと無臭があるのか? ・・・・・・・?ずくめである。メモをとってないので記憶だけの 『なぜ?』『なぜ?』『なぜ?』である。
プラトンかソクラテスの親戚の方・・・・・・・?
こまめな人がいるもんだなーと思っているけれども、それをジット見ている人もまたこまめなのかもしれない。この悪環境の中で・・・・・・。
 
  2004/08/03
 複雑な気持ち
 
   
「保証書をどうして出してもらえないのか?」と建築家の方から小言の電話である。
「物件名、工法、建設会社名、施工年月日などを伺って、早々に調査して連絡いたします。」と回答する。しかし調査した結果、施工した実績が何処にも見当たらない。おり返しの電話にてその旨を話してみると「『藤田兼三工業にて責任施工』で施工するように設計図に明記してあり、そのよう事はありえない」と電話口で再度小言である。

  やね屋「私共は設計図に基づいて積算・見積そして施工打ち合わせなどを行ない、施工図・施行要領書・施行計画書などを提出して承認を頂いてから施行に入ります。」「その確認はしていただけました?」
建築家「・・・・・・20年防水保証を施主に提出しないとならない・・・」
やね屋「営業力がなく、対応が悪くて大変申し訳ございません。」「施工をしていない物件に対して保証書は提出できない」と回答してその場は終えた。
複雑な気持ちである。
同じような金属屋根はたくさんありますので、せっかくご用命頂いたのに大変申し訳なく思います。
私共は設立40年、施工実績がたくさんある金属屋根メーカーです。『10+10』のマークを元に自信を持って、20年間の責任施工、防水保証をしております。せっかくご用命いただいて、「同じものだ」ということで何処かの屋根屋さんが工事してしまった事です。
営業力がなく、ご迷惑をかけてしまい残念で複雑な気持ちです。