2002/11/27
 多 忙 中 ・ ・ ・
 
  
商売はじめて以来の忙しさです。
ひとえに皆様方のお陰と思い感謝する次第です。
屋根屋家業はお天気の影響に左右されるものですが、幸いにも最近は好天に恵まれて大変助かっております。
沢山の現場が一度に、北は秋田県から南は長崎県まで集中してしまいました。
受注残も来年のゴールデンウイーク明けまで入っており、幸いと言うよりか工場の成型加工、現場施工がパニック状態です。
この様なときこそ結束力が大事なので、最優先的案件からかたつけるための、ツールミーティングを行い柔軟な対応を行う様に努めております。
また各個人の存在感を高めることも大切な事だと思います。
土日も休まず働くことへの忍耐力も必要になります。この様な状態の中で、建物の屋根という一部分を、お手伝いさせて頂いた作品を写真にできる限り撮って、見せあいながら、完成した喜びを一同で味わうことも必要です。

みかんは白い花を春先につけて、半年あまりで収穫するときがきます。
食べごろになるまでに風雨にさらされたり、暑い夏の光をあびたりして、色々なプロセスを経て甘味を蓄え成熟します。
極限まで頑張って皆で完熟したみかんを食べよう。

 
 2002/11/21
 ビ ラ カ ン サ
 
  
「橘もどき」とも言われ、中国原産の赤い小さな実のある植物である。10月26日の誕生花で花言葉は「燃ゆる想い」「快活」で、青空のもとではその言葉により、いっそう鮮やかさを増すように感じます。
お酒が嫌いではないので、梅酒漬けなどをして楽しみますが、ビラカンサを焼酎漬けにすると、どの様な味・色・香りがするのでしょうか?毒が無く、無害ならば 「燃ゆる想い」 の味を一度試してみたいものです。

そんな事を思いつつ空を見上げると、高圧線のメンテナンスをしていました。我々屋根屋は同じ高所作業ですが、建物の上で足場があるという点では大きく違います。
高圧線の作業は空を飛んでいる気分で作業しているのでしょうか?
作業をしている人に、お話を聞いたところ、このメンテナンスは新幹線の送電線の工事だそうです。 「これを怠ると新幹線が走らなくなるから責任重大なんだ。」と言ってました。
屋根屋の安全装備はヘルメット・安全帯・安全靴ですが、高圧線作業では漏電対策も必要なそうです。

『ヘルメットよし』 『安全帯よし』 『足下よし』
御安全に・・・
 
2002/11/12

 シ ー ズ ン オ フ

 

 

立冬も過ぎて、ゴルフなどのスポーツはシーズンオフに入ります。仲間そろって今年最後になるであろうゴルフを楽しみました。

お供していただいたキャディーさんはとても気さくな方で、最近の経済状況に応じたゴルフプレイヤーのお話を聞かせてもらいました。下記のようなユニークなプレイヤーが増えたそうです。

サッカー選手をよくみかけるそうです。
???
それはどう言うこと???ゴルフはノータッチが原則なので、どのような状況下においてもボールに触らず、プレーしなければなりません。
しかし、広いフェアウエーにおいては色々なトラブルがつきものです。

木の下へ、木の間へ、デッポットの中へ、よほどゴルフに自信がある方でないと、ナイスショットは期待できません、そのために足で蹴飛ばして少しでも前へ、ライのいい所へ移動するプレイヤーのことです。〔ハンドボールの選手もいるそうです〕
銭形平次さんもよく見かけますよ。
???
普通、グリーンの上にボールが乗った場合はマークをしてから、他のプレイヤーの邪魔にならないようにし、インプレーでもボールを拾い上げる事ができます。
ボールの汚れを取ったりした後に、マークした前にボールをセットしてプレー再開となります。
しかし、コイン形のマーカーを使用して、マークする時にそのマーカーを銭形平次みたいに前に飛ばすそうです。
少しでも、ピンに近づけたいという心理がそうさせるのでしょうか。

人間が卵を生むんですよ。
???
長い間御客さんとプレーを共にしていると、コースの隅々までわっかています。
打ったボールがあの角度、あのコースであそこにに入ったら藪の中でOBは間違えなしと確信しているのに、OBを打ったお客さんが『あった、あった』といって、誰にもわからずに卵のようなボールを足元に産み落としてプレーを続けるそうです。

にぎりが大きくなればなるほど、スポーツよりギャンブル的要素が多くなり、変装人間が出没すようです。
ゴルフは楽しむスポーツであって欲しいとのこと。
タレントの方が言ってました、「いまさらプロゴルファーになるわけでもないんだから、楽しくやろうぜ!!」
同感です。

 
 2002/11/06
 ま げ わ っ ぱ ド ー ム
 
  
今年の春先から屋根工事を始めました今井篤記念体育館が、竣工されました。
ちょうど田植えの時期からの施工でしたので、進捗過程が稲の発育と同時期だったことを、屋根裏部屋にも紹介させていただきました。
近隣の関係などがあり、高い建物が建てられず、屋根から下を地下に埋設する構造のアリーナです。
楕円の形状で屋根パネルに対して、いかに美しい光と材質感をあらわすためにひとつおきにトップライトが設置されてる特殊な施工になりました。
さらに、施工は屋根屋、トップライト屋、シーリング屋の三業者があいばんで行いました。
また、最長26メーターの屋根材を施工するため、施工効率上、親綱を利用した足場無し作業を行いました。
施工に携わった職人の方々には大変なご苦労をかけました、あらためて感謝いたします。
秋田県特有の民芸品である曲げわっぱを骨格表現として、雪国の日常生活を支える、世界で始めての鉄と木のダブルスキンハイブリッド構造の建物の屋根工事をお手伝いさせていただきありがとうございました。
 
 2002/11/01
 じ ー ん と き た 紅 葉
 
  
霜降が過ぎて、急に秋らしく肌寒くなりました。
紅葉が北から南下しております。ただ寒くなれば紅葉になるものと思っておりました。
最低気温が8℃以下になり、ほどほどの日照時間があること、そして時々雨が降って湿度を保つという条件がそろって、はじめて色合い鮮やかな自然美に変るそうです。

葉の一つ一つを眺めてみると、葉の周りから変化しはじめて徐々に内側へ向かって進みます。
少しでも長く枝について、枯れ落ちないように頑張っているように感じます。
野山全体が色づく紅葉風景は大画面に映し出されるようです。
しかし、ちょっとした街角の紅葉は見過ごしてしまいそうですが、ふと足を止めて、近づいて観察する時間をもつことをお薦めいたします。
蔦の葉の紅葉は葉が大きいためか、日向の葉・日陰にある葉、風の吹きぬけるところの葉、など単色ではないさまざまな色彩の模様が楽しめます。

いまはモノがあふれ豊かな時代です。
こころが無表情になってはいませんか?
子供のように素直な気持ちで感じて、眺めて、自然に身をゆだねる時間をもってみると、こころがじーんとしてきます。
ちいさい秋見つけました.・・・。