世界を動かす拠点ワシントンDC
 
 世界の超大国アメリカの首都である。ポトマック河を隔て市街をのぞむ、一国の首都にふさわしい壮大さと美観を表わすために築き上げられた都市のようだ。
 
 政治・軍事・商業・宗教・生産・交通・の要として人造的に創られたといわれる。
堂々たる風格をかまえる国会議事堂、ジェファーソン・メモリアル、その前を西へポトマック河まで広大なモールがあり、それにとって整然として建てられた省庁、アメリカの国旗に囲まれたワシントン記念塔、モミュメント、博物館。威厳を感じさせる美しい都市。リスが自由に芝生の上を走りまわるのを眺めながら、ガラス張りの植物園に足を運ぶ、内部は色とりどりの植物がむかえてくれて、今までの緊張をスーと抜けさせてくれる。
 

 桜の季節(チェリーブラッサム)に日本では桜の木の下に陣取り、飲めや歌えやの大騒ぎをする。しかしここでは静かにさくら並木を散歩して春を満喫する。
『国会議事堂』ギリシャ様式の石造建物は、ことごとくでかい、圧迫するような量感である。ドームの上に飾られた自由の像まで、88メートル、左右230メートル、厚さ110メートルの大国アメリカを象徴する、そびえたった建物。モールから見る写真は実は裏面である。プールの前は南北戦争の激動を訴える像が置かれている。

 
 ペンシルビア・アヴェニューに面して建てられた、外壁を白く戦火の後に塗り直したために『ホワイト・ハウス』名づけられた。
部屋数132、シークレットサービスは500人、事務系・軍隊をフ含めると5000人が詰めている。地下には核シエルター機能をもった作戦本部がある。たまたま厳戒体制のために近くへはいけなかった。
 

 ポトマック河をはさんで五角形の建物ペンタゴンも厳戒体制のため、戦車、装甲車に囲まれて、まさしく911の警戒を強めている。
 1981年レーガン大統領にちなんで名づけられたレーガン空港。
 歴代の大統領の顔写真を絵葉書やマグネットなどをお土産とし売っているのは首都ワシントンだからだろうか。
ブッシュ大統領が2004年再選されて米新政権が続く。


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