べネチヤ・VENEZIA・水の都へ
 

 国道 A4号・ヨーロッパ道 E70号を一路東へハンドルを進める、地図上ではミラノから北に向かって右側方面である。なかなか右に行く様子がないまま、車は次回冬期オリンピック開催地トリノ方面の北へと向かう。正面に残雪の見えるアルプスが迫って来る。「このルートで間違っていないのかなー」と思っているとまもなく大きく国道が東に向かう。

 左に上空から見渡したアルプスを眺めながら一路べネチアへ。標識が右折へVEVEZIA(写真:1)
と書かれているので進路をその方向へ、直線の列車と併用されている道路を進む(写真:2)。島に入る所がBUS/TAXI・PARKING・無記名の三つのレーンに区分けされている。とりあえず指示されたレーンを進むとそこはローマ広場である。そして、東端には鉄道の玄関サンタルチア駅があります。

 島には自動車が入れないと聞いていたのでここが行き止まり?と思い、30分フリーパーキングに停めて散策へ。
 なるほど水の都だ、旅行カバンや手荷物を専門の業者がボートで運んでいる。早々に駐車場へと車を向ける。十階建自走式パーキングビルの全てのスペースは満車でありその中で駐車スペースを探すのに時間を要した。

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 この屋上から見る島全体の景色はぼんやりとしか見えないけれども、ある程度の建物の位置を頭に入れることが出来る。本島は周囲11キロメートルの水路に囲まれたラグーナに浮かぶ水の都。118の小島と100以上の運河そして、400もの橋がかかる。

 町のメインストリートと言うべきCanal Grande大運河が中央部をS字形に流れている(写真:1)

 西端に最大の見どころ、サンマルコ広場へは水上バス・タクシー・ゴンドラ・徒歩がある、いつも車にばかりお世話になっているので徒歩を選択した。
 ほとんどの観光客がサンマルコ寺院を目指すためか、曲がり角の要所々にはサインが掲げてある。もしこのサインがなかったなら観光客のほとんどは迷路の中をさ迷ってしまうのではないだろうか。
 
 何処を眺めても絵になるような、運河に面した建物や細い路地に点在するお土産屋さんに置かれているマスクや工芸品を見ながら大運河へ。ベネチアきっての繁華街であるリアトル橋・PONTE DE RIALTOに出てくる。
 
何処からこんなに人が沸いて出て来たと思うぐらいに集中してこの橋を渡る。ヴネチアのシンボルといえる大運河にかかる白い大理石の橋である。ローマ広場からサンマルコ広場に向かってちょうど中間地点、ベネチアの建設はこのリアトル橋から始まったと言われている。16世紀後半になって軍艦が通れる巨大なアーチ型の橋になった(写真:6)
 橋の上は土産・貴金属店が軒を連ねる、そして運河の東側はレストランが西側は鮮魚・野菜・果物店が連ねている。
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