二年ぶりのミラノへ。今日こそは残雪と氷河のアルプスを上空から撮影と思いきや、フライトアナウンスでは「到着地ミラノの天候は曇り」 とのこと。ああ!!今日もダメかとあきらめ、機内映画を三本観て旧レーニングラード(サンクトベルグ)近くにて窓のシェードを開けて外の光を機内にさしこます。
あれ!晴てるジャン!!と思い、これはいけるんじゃないかなと思い窓に顔をつけて機外を見続ける。シベリヤのツンドラ地帯を通過して、スカンジナビア半島を右に、真下は初夏を迎えようとする北欧の海と島々を見渡せる。(写真1、2)
いつもはワルシャワを左下に見ての飛行なのでいつもと違う「???」と思いアテンダントの方に聞いてみた。「ハイ、通常はもう少し南側のコースを取るのですが天候が悪い為に北側をフライトしている。」とのことでした、今回もダメかと諦めて機外を見ていると段々と真下は雲に覆われてしまった。機影が雲海に映っているのが見える。
到着の40分前「シートベルト着用」再度、機外に目を向けると遥か彼方にうっすらと山々の陰が見えました。「晴れてきた!」と呟いて、ここに紹介できた写真のヨーロッパアルプスの山並み撮影に成功しました。(写真3、4、5、6、7、8)
(15・05・04 JAL417・2A)
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