フランス・ブルターニュの北の港町(サン・マロ)
 
パリから420km、英仏海峡に面した港町、サン・マロの町を入ると右手にサン・ヴァンサン大聖堂と城壁が見えてくる。城壁のさらに右は港湾施設のある港町。
1944年の第二次世界大戦中にドイツ軍によって町の大半は破壊された。しかし、歴史的建造物は復元された。
 
パーキングスペースを探しているうちに、裏から海岸沿いに入城できる、ラッキーなところに駐車する事ができた。海岸は城壁の左右は打ち寄せる波が全く違う、大西洋の荒波に負けない創りの城壁側と入り江側とでは様相が変わっている。
 
もし、もっと風が強かったならば、打ち寄せる波のために裏側の入り口からは入城できない。出島をぐるっと囲んでいる、城壁の中は旧市街地といえる建物が並び、城壁の上も歩けるようになっている。
 
細い通路が迷路のように張り巡らされているような印象を受けた。
石畳がU字溝などを設置せずに、自然のままに水を流して大地に浸透させる土木工法を用いている。アスファルトやコンクリートを使用しない、地球に優しい工法である。
観光客向けの素敵なレストランやマリンウエアーやニットを販売しているショップもある、どっしりと居座る城塞が16世紀に活躍した、海賊の港町と言う感想だった。
 


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