天使ミカエルの岩山(モン・サン・ミッシエル)
 
ヨーロッパ圏の国道E401号線を走行していると(写真:左)30キロメートル手前から、はるかかなたにそびえたつミッシエルの岩山がうっすらと見えてくる(写真:右)。
廻りに高い山がない平原ばかりだから、とっても見晴らしがよい。
遠浅の海に浮かぶノルマンディー地方の小島、潮の干満がはげしく時速10数キロの速さで海水が動く。
 
フランスのどこへ旅をしても、名所旧蹟は茶色に白抜きの文字で案内板が設置されている(写真:右)。そのために車はスムーズに目的地にたどり着くことができる。
大型バスなどが通過できない、農村の道を進むと(写真:左下)T字の交差点につきあたる、そこはどこの観光地に見られる御土産・レストランが軒を連ねています。
右折して2キロほど進むと目的のモン・サン・ミッシエルに着きます。海にそびえたつ岩山の修道院、道脇で草をついばむ羊の姿がノンビリした雰囲気をつくってくれます(写真:右下)。
 
潮の影響で駐車場の位置が変わるので、ガイドに従って駐車する。見上げるとよくこのような所に建物を創ったなという第一印象を受ける。
海岸に一度下りるかたちで中へはいる。
 
案内所を左に順路を進む、狭い通路の左右に土産店が連なる(写真:2段目左)。狭い岩山の場所に一つの町ができたようです。道なりに進むと、急な階段を上り入り口に到達する(写真:2段目右)。後ろを振り返ると、いま少し前に走ってきた平原と先ほどの取りつけ道路が見える。ノルマンディー平野の絶景を見渡せる(写真:右)。
中に入るとチケットブースまでかなりの距離がある、土日はかなりの人でがあるみたいだ。狭い迷路を進んで行くと、この建物をどのように建設したかのプロセスが展示してあり、建築にたずさわる屋根屋として勉強になった(写真:3段目左)。この当時からトラスの構造にて屋根の小屋組みを創っていたのには驚いた(写真:3段目右、4段目左)。また、建築資材を人力回転滑車にて高い場所へ釣り上げた荷揚げ設備や建物の要所ごとに取り付けられてる装飾品にも感激しました。(写真:5段目左・右)。
 
屋上に出るとはるかに広がる大西洋を見渡せる、展望の良い景色が目の前に広がります。
 


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