街中はアムステルダムの建物を思い出させる様なデザインの建物が各所に見る事ができる(写真:右上)。日本に見られる屋根上に設置する鬼瓦みたいに、その建物の個性を強調しているのかも知れない。しかし、デザインの豊かさは日本の建築ではなかなか見る事ができない色使いと相まって、町全体を一つの空間として築いている。 裏道に入ると、ドゥーギプラザに面した様子が全く変わり、中世の建物そのままの路地道を歩く事ができる。有名なポーランド特産物の琥珀や刺繍を並べた露店がまた違った雰囲気を出している。 屋根屋としてとっても興味を引いたのは、屋根から伝う雨水を排水樋のデザインでした。出入り口の手摺の上を上手に使って、違和感のない排水を心掛けている。 その通りを進むと、建物の間に作られたトンネルを抜けることができた。先程、橋の上から眺めた運河沿いの木造クレーンの横に出た。我ながら土地感の良さに感心してしまった。